神のなさることは、すべて時にかなって美しい。

引用元:旧約聖書・伝道の書3章11節

神のなさる事は

神のなさる事は、その時に適って美しいとはなんという幸せでしょうか。神の時は最善で、最高のタイミングで事が行われるのです。そして、それは美しいのですから、何一つ欠けた所がない完全な状態で行われるのです。

神にたがう事は無いからです。

神の時

神の時とはいつのことなのでしようか?神が私の人生に介入されて事を行なわれる時とはいつの時なのでしょうか?その時とは、意識した時であると言えます。

人は何かしらの願いや求めを心に抱いています。また、人生の課題を背負っています。その重荷になっている問題を解決していただきたいと願っています。神の時とは、そのよううな課題や重荷を背負っている人にとってはそれが解決したときが「神の時」として受け止めるのであると思います。

確かに、課題が解決するこれこそ「神の時」が訪れて課題が解決したとすると、この時こそは「神の時」という事が出来ると思います。これは、普通の考え方であり、とらえ方であります。

私は、この事について次のように理解します。「神の時」とは「今」であると理解します。時間の概念に、過去、現在、未来と直線的に進んでゆくと理解する考え方があります。私自身そのように思っていました。しかし、あるのは「今」という瞬間です。意識した瞬間が現実の今なのです。

私という意識がモノを意識した時に物質化が起きることは、量子物理学の世界では観察者の法則により明らかにされてきているのです。

時間は今という瞬間がある、その連続なのだと思うようになりました。

「神の時」とは、今という現在、あるいは今という瞬間に有るのだと思うのです。私という意識体が、神を意識した時に事は成ったのです。「神のなさることは、その時にかなって美しい」と意識した瞬間に事はそのごとくなったのです。

神のなさる事は美しい

天において事は成ったのです。それが、現実となって物質化されて現れて来るのに「時」がかかると理解してはどうでしょうか。ここに天の神に対する「信頼」があるのです。天において事は成ったのですから感謝です。後は受け取るだけでなのです。

そして、「その時にかなって美しい」とあるのですから、何一つたがえることがなく「完全」であるという事がいえます。ですから、最善の時に、最善の方法で、最善の事をして下さるのが天の神様あるいは宇宙であると言えます。

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