創造の海は内面の奥に存在している、誰もが持っているものであると思っています。

今日はその創造の海について述べてみたい、今朝の瞑想の中に浮かんで来た言葉がこの「創造の海」ということばでした。それは、自分自身の心の奥に存在しています。それは、潜在意識とも言われているものと同じ領域に存在してるものだと思います。

この創造の海は量子の世界でもあるのです。

私はこの世界が物質で出来ていると思ってきました。しかし、現実はそうではないのだと言うのには驚きました。物質は原子と電子から出来ていて原子は物質から出来てると学び、この世界は物質で出来ていると思っていた。しかし、科学の進歩により量子物理学からすると、物質と思っていた原子の99.99999%がエネルギーで0.00001%が物質であると言うのです(『あなたと言う習慣を断つ』ジョー・デスペンザ著 P.17)。全ては空洞で出来ているという事になります。この点は、理解を変えなければならない、既存の価値観、世界観を根底から修正する必要があります。

私がスピりチュアルの世界に目を向けて飛び込んで来た結果、この現実を知る事になったのです。以前にも、この情報は書籍から得てはいましたが、知識の一つとの受け止めでしかありませんでした。ですこら、ことさらにその先まで、踏み込むことは無かったのです。ところが、今回は自らがスピリチュアルなサイキックリーダーとして活動し始めた時に、再びこの量子物理学の世界に触れたのです。

この量子物理学とスピリチュアルのかかわりは何かというと、量子物理学の観察者効果と言う所です。観察者がどれか一つの電子のある場所に注目したときだけ電子が現われる。つまり粒子(物質)は観察されない限り存在できないというのです。

この原理は、素粒子レベルにおいて、あなたがどこかに意志を向けるときにエネルギーはそれに反応し、物質化する。ですから、観察者効果をうまく活用できるようになると、意識した現実を創造することが出来るようになります。意識したことの現実化、物質化が起きるという事です。

これは、潜在意識に自分の成りたいイメージを植え付ける作業も、結局のところこの量子物理の示す素粒子の空間にはたらきかえることに繋がっていると言えます。科学的な根拠を見出していると言う事で、スピリチュアルの世界は単なる精神主義ではないのです。

創造の海とはまさに素粒子がうごめいているエネルギー場であります。この創造の海に意識を向けると、物質化が起こり素粒子は物質化の動きエネルギーの変換が行われるのです。望む者は何でも創造することのできる海なのです。その創造の海は私たち一人一人誰でも心の奥に持っているものなのです。

聖書の創世記1章にはこの量子物理学の世界が描かれています。観察者効果と言われる現象が創造物語を形作ってるのが分かります。

【新共同訳】

◆天地の創造
1:1 初めに、神は天地を創造された。
1:2 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
1:3 神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。

地は混沌であって、別訳は「地は形が無く、何もなかった。」闇が深淵の表にあり神の霊が水の面を動いていた。これは「素粒子の海」を意味していると私は解釈します。そして、観察者効果といわれるのが、3節の神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。となり光の物質化がされて「創造の業」が成し遂げられます。

このような「創造の業」を、私たちも行う事が出来るような「存在である」ことをまず理解することが豊かな人生の扉を開く鍵です。幸せな人生、夢や希望を叶えることが出来る方法を与えられていることを受け止めて感謝を捧げたいと思います。

資料:『あなたという習慣を断つ』ジョー・ディスペンザ著 東川恭子訳 2015年8月8日 第2刷発行 ナチュラルスピリット 454ページ 2200円+税

私の「憧れのライフスタイルの提案」として

スピリチュアル法則と情報発信で豊かに成功する方法