「引き寄せの法則」って聞いたことがあると思いますがどのように理解されていますか。潜在意識を活用して願望を実現化させる法則です。そんな風に理解していました。引き寄せの法則を活用した成功哲学についても興味を持ち35年程前にナポレオンヒルの成功哲学を体験的に学んだことがありました。それは、沖縄で開催された2週間の宿泊セミナーでした。確か13段階のテーマがあったと記憶しています。その経験の中で覚えているのは、潜在意識が働くと変化が起きるのです。顕在意識の壁が緩くなると聞いたストーリーをすぐに再現できるようになるのです。それは、不思議な経験でしたが、自分の人生の願望達成には直接つながりませんでした。

35年前研修に行った時に沖縄の浜辺で拾ってきたサンゴ石です。研修で「頑張るぞ~」って海に向かって叫んだ時の記念に拾ってきた石です。

15年くらい前には、やはり潜在意識を活用しての願望達成の教材セット(CD)スーツケース3個もあるのを購入して学ぼうとしましたが、独学は継続を阻みました。結局思うような結果は何も得ることなく宝の持ち腐れ状態になってしまいました。

私は「引き寄せの法則」が必要だという認識に変化なく、長い間課題として抱えたままでいます。それと同時に、マイナス的な印象を心に植え付けてしまっています。「引き寄せの法則」は必要な法則だと認識しているし、是非自分の人生で体験したいと願ってはいるのに現実化することが難しいことだ、そう簡単にはいかないのだという諦め感を植え付けてしまっています。

ところが、私の人生に「引き寄せの法則」が再び現れて来たのです。今回のスピリチュアルな生き方、仕事に挑戦をしていますが、「引き寄せの法則」がまたしても出て来たのです。これは、何とかしなさいという潜在意識からのメッセージなのであると受け止めました。

今日は、そのように諦めかけていた「引き寄せの法則」について学びを得た事について書いてみます。私の潜在意識の中にインプットされているので、今回こうして再び学び始めていると言うのは、過去において取り組んだことが再び出て来てその必要性を感じさせていると思います。

サトリこと金山慶允から学んだこと

縁があり、「お金はなぜスピリチュアルなのか?」を書いた無料本に応募したのがきっかけで、サトリこと金山慶允さんの無料メール講座で学び始める事になりました。その講座の中から学んで気づいた事をお伝えしたいと思います。

「引き寄せの法則」はやはり潜在意識にかかわっている。しかし、潜在意識は二重構造になっていて常識、偏見、観念、個性、自分らしさという個人的無意識と一番深いところにある真我(本当の自分)は集合的無意識の世界と繋がっているすなわち縁で繋がっている。という構造になっているようです。

鍵の言葉:観念の書き換えによる潜在意識のチャンネルを変える事です。

成功者の考えをモデリングしすることで無意識レベルで理解することが大切だという、それは、成功するから自信がつくのではなく、自信があるから成功するのだという事。欲しいのは成功ではなく自信であるという「確信」が育つことが大切なのです。そうすると、何が起きるかと言うと「セルフイメージ」がアップするのです。

鍵の言葉:思考と行動は同じ言語

真我にあるものが100%現実を作っていると言います。だから、今の現実は真我の意識の現れです。現実を良く観察して不足があればその不足を補う行動が必要になります。真我の声は直感と衝動で語り掛けてきます。それに気づいたらその声に聴き従う必要があります。

その声を拒み続けると、さらに大きな声になって繰り返し語り掛けてきます。その段階をすぎると、現実生活の中に問題が生じて来て直接的に話しかけてきます。「問題」とは言語です。何かしらを自分自身の真我から語り掛けているメッセージを聞き取れず、あるいは聞いても拒否し続けて来たので、より強い声「問題」として語り掛けて来てるのです。「問題」は真我からの言語です。この事が、現実と内面の真我(本当の自分)との間にキャップが生じた状態です。

内面の声を聞き気づき受け取ったら、それを行動に移すことです。行動は経験になり結果が伴ってきます。それは、思考の世界から、行動により現実の世界へとエネルギーの交換がされる事です。このメカニズムを理解することが「引き寄せの法則」を体得するうえで大切です。

思考⇒行動⇒現実(結果)

思考から入るエネルギーが変われば、行動という作業により、新たな現実が創造されます。ですから「念じるだけ」では現実は変わりません。「引き寄せの法則」を理解するうえで大切なポイントです。「行動」というフィルターを通過しないと現実の変化は起きてこないという事です。「思考」=「行動」でタイヤの両輪の関係です。

私はこの部分の理解が出来ていませんでした。思考の訓練をしても行動が継続的に起こされていなかった。その背景に、「思考」⇒「行動」⇒「現実」、このエネルギーの流れと変化を生み出す理屈が理解ができていなかったのです。

訓練が必要です。思考の世界から現実の世界に変換させることの成功体験を蓄積することで、メカニズムを体得してゆきます。そして、やがて現実の変化が備えられて、準備が整った時に真我の望みが現実の中に引き寄せられて来る結果を起こすのです。

成功モデルを自分の体験の中を良く観察すると、経験しているものです。そのことを意識していないだけなのです。何気なくやり過ごしている経験に光を当ててあげることで、自分自身がすでに体験している成功モデルがあるのです。それを認識させることが大切です。それは、セルフイメージを引き上げ、自信を与えます。「なんだ、ちゃんと成功モデルがあるではないか」と、ここが大切です。

自分の体験の掘り起こしをしてみる。「思考」⇒「体験」⇒「現実」(結果)の成功システムが働いている体験はないか、このような工程を通った体験は無いか検証してみると、必ずあると思います。大小はは関係なくて、システムの行程を踏まえている事が大切です。それは、ほかの経験にも応用が可能になるからです。

そのことを発見できれば、「引き寄せの法則」の実践編が広く誰でも体験可能なシステムになるからです。エネルギー循環のメカにズが必ずあります。何事にも「コツ」というものがあるのです。特別な人だけに与えられるのではなく、才能のある人だけに与えられるのではなく。努力する人にも天の女神は微笑んでキスをしてくれると信じているのです。

その秘訣と言われるものを学び、それをお伝えできるためには私のフィルターを通過することで、思考の世界が現実の世界に関わりを持つようになるのです。その思考が真我につながったものであるならば、その思考は必ず現実化します。なぜならば、この現実こそ真我の思考の現れであり、真我その物であるのです。

だから、現実を見ればあなたの潜在意識が分かるのです。

マインドの使い方

どのような人生を生きるかはマインドの使い方にあります。自分の現実は全て自分の選択によって造られているのだという、信念と確信を持つと良いのです。

「あの時に、このようにマインドが生まれたので、このような行動につながって、その結果として、このような現実が創造されたのです」という経験の掘り起こしをし、そこのある法則を見出すことです。

マインド⇒行動⇒結果⇒新しい現実が創造

2011年4月56歳の年に、市議会議員選挙に立候補し見事初当選を果たし市議会議員になる事が出来ました。マインド:現実は「地番」「カバン」「看板」が必要と言われます、それは得票しなければ当選できないからです。あいにく私はこの三つとも持ち合わせていませんでした。しかし、現状は厳しいかもしれない、しかし、今挑戦しなければ悔いが残るし、挑戦して見なければ結果は分からないのでやるしかない。という決意で立候補することを決めました。

行動:選挙の9か月前の8月に後援会の届けを県の選挙管理委員会に届け出をしました。そして、地元で後援会を立ち上げ、3000枚の後援会パンフレットを作成し地元中学校エリアをくまなく回りました。また、自民党政権から民主党政権に政権が移っていた時期でもあり、赤帽の関係から民主塾に月1回1年弱通う事もして学びもしました。いよいよ選挙戦1週間になり遊説カーを走らせ街頭演説もして選挙戦1週間を闘い抜きました。

結果:そして、見事当選を果たすことが出来たのです。

新しい現実が創造:16名の市議会議員の一人に加えられて、市民の代表という立場を得ることになり一定の地位も与えられて、以前とは全く違う生活が始まった。ここに小さな成功モデルがあります。このようにして人生を観察すると成功モデルを体験しているのです。とかく、足らざることに目が行ってしまい、小さな成功モデルを見失ってしまっているのです。だから、セルフイメージが低く抑えてしまって自信を持つことについても足を引っ張る事になってしまいます。

小さな成功モデルを見出して、自信を醸成し、成功モデルに従って新たな事への挑戦も出来るのです。自ら望むことを潜在意識に「問う」ことにより、顕在意識で思案することをせず、直感と衝動という真我からの回答を待ちたいものです。そのようにして、意識に上がってきたことを言語化し、行動し、結果、現実の創造という流れが生じるのです。