本日も『あなたの習慣を断つ』から「エネルギーの海」についての箇所をまとめてみます。
量子場はエネルギーのネットワーク
量子モデルの基本概念としては、すべての物質的現象は、広大な時空に広がる巨大なクモの巣のように繋がったエネルギーのネットワークに例える事が出来ます。それは、まさにインターネット空間に存在するあらゆるコンテンツが繋がって世界中で共有しているサイバー空間と量子場空間は似てると私は感じます。
この量子場ネットワークは、思考、感情、観察、そして心の状態を通じて現実を生み出す可能性を内在しているのです。それでは、私たち人間はこの量子場ネットワークの空間の中でどのような存在なのであろうか?単に電気的刺激によっておこる電磁エネルギーに過ぎないのであろうか?
身体はエネルギーでできている
この疑問については、わたしたちの身体、つまり生理学的乗り物が、宇宙を構成する物質と同じモノでできているという事が分かったというのです。そして、私たちの身体を動かしているのがエネルギーであると結論付けています。
だとするならば、私たちが0.00001パーセントしかない物質にすべての関心を注いでいるという事は、大切な事を見失っていのではないかと著者は注意を促しています。
この無の空間に情報が詰まったエネルギーの波動があるのです。その波動エネル―ギ―の力が私たちの物質的身体を形作り、その機能を維持管理しているとするならば、量子場は目に見えない「知性」であるという概念は理に適っているのです。
量子場はあらゆるモノを創造するエネルギーの海です
ここで、著者は量子場をエネルギーの海との表現をし、全てのモノが創造される素がエネルギーであると述べています。そしてモノを創りだしていく「知性」でもあるのだとすなわち、エネルギーと知性が量子場に存在してる事を語ります。
そのことは、エネルギーはすべての物理的現実の根本にあり、知性が自らを物質へと変質させていることになります。
それは次のように言うことが出来ます、量子場とはエネルギーが粒子になり、原子になり、分子になり、最終的にあらゆるモノになっていく可能性を内包した、目に見えない潜在的エネルギーの海ということが出来ます。
さらに人体の生理学的見地から見ると、分子が細胞になり、組織になり、臓器になり、器官系統になり、そして最終的に一人の人間の身体を形作るのです。
この身体形成のプロセスを、別の表現をすると潜在的エネルギーがその波動の周波数をどんどん下げて行くことで、最後は個体にまでなっていく過程であると言えます。
私はこの事を、水の変化に見ることが出来ると思うのです。水に例えると、周波数の高い状態は気体として存在し、周波数を下げていくと液体として存在し、さらに周波数を下げていくと個体として存在します。このようにエネルギーの変化を見ることが出来ます。
普遍的知性が量子場に生命を吹き込み、人が創造されたのです
この普遍的知性が量子場に生命を吹き込み、その他の全てを生み出した結果の一例として私たちが存在しているのです。
この普遍的知性の力は、物質宇宙の全てのモノを動かす普遍的意識と同じものです。この普遍的知性の力は私たちの身体の各臓器の動きや、消化器官の動き、神経系統の働きや体内で起きる無数の化学反応を起こさせています。
さらに同じ意識が、自然界の様々な植物や動物に至るまで、そして銀河の果ての天体までも形造りまた崩壊させている力なのです。
それは、私たちが体験している三次元世界を超えて、どの場所にも、どの時間にも存在し、私たちの内面や外面の両方に作用するのです。ですから、この知性は個人的であると同時に、宇宙の全てに存在しているのです。
本日の学びを通じて、私という一人の人間はミクロの世界にズームして限りなく進めていくと身体という物質であったはずの存在が、空間になってしまいます。私の身体は素粒子にまでズームしていくと物質では無く空間であるのです。しかし、この空間は何もない空間ではなく、「無」あるいは「空」という哲学的な世界観のある世界なのです。そこには、あらゆるものが満ち満ちているのです。そして、そこから万物が創造される「素」が存在している「空間」であるのだと教えらました。
資料:『あなたという習慣を断つ』ジョー・ディスペンザ著 東川恭子訳 2015年8月8日 第2刷発行 ナチュラルスピリット 454ページ 2200円+税 P.58~引用
私の「憧れのライフスタイルの提案」として
スピリチュアル法則と情報発信で豊かに成功する方法