スピリチュアルな生き方はワクワクした予測できない出来事が起きる生き方でもあります。昨日書いたように、望むものを引き寄せるためには思考と感情が揃っていなければいけないことの述べました。そして、量子場に願った事は任せてどのように実現するかを詮索しない事でした。

そのことについては、ワクワクした量子的サプライズの人生を生きるためには必須の条件なのだと『あなたという習慣を断つ』の著者は言うのです。

予測できる結果とは、従来のあなたが作る結果に他なりません。そのように貴方が望む結果をコントロールしているとするならば、それはニュートン物理学的世界観の中にいる事になるのです。ニュートン物理学とは出来事を予測する物理学であり原因と結果が全ての学問であるのです。

私たちの生活パターンはこのニュートンモデルの原因と結果という観念で過ごしていると言えるのです。原因と結果という事は、これをしたから(原因)このようになった(結果)と言う行動パターンで生活しているのではないでしょうか。

この行動パターンを変える事が、量子的サプライズの生き方すなわち、スピリチュアルなワクワクの人生を生きることにつながるのだと言っているのです。

そのためのワクワクの人生を生きるための取り組みとして、従来のニュートンモデルのような古い観念から離れて新しく量子的創造モデルの観念で生きる必要を説いています。そして、その転換の具体的な生き方を具体的に示したのが感謝と言う言葉です。

欲しいものを現実に引き寄せるためにもう一つ大切な事があります。それは感謝するという事です。普通感謝をするときと言うのは、物事が成し遂げられたその結果に対して感謝を表すという流れになります。

この流れは、内的現実で感じる事が、外的現実に依存してるというメカニズムのあらわであり、つまりニュートンモデルです。

量子的創造者である私たちは物理的現実が変わったという証拠を見る前に感謝をするのです。その方法は、意識、身体、思考、感情と言った内的環境を変える事によって行います。この事は、従来の生き方の習慣に無いことですから新しい現実創造モデルの取り組みの難しさはあります。

ニュートンモデルの外的現実に依存して感謝をするという従来の習慣から、内的現実を意志と感情を一つにして描くという量子的創造モデルへと習慣づけるのが、現実がまだ起きていない時点でまず感謝することなのです。感謝のタイミングが逆転している点がポイントになります。

願ったことがまだ実現する前にありがとうといい、感謝の感情を表し、あたかも願った現実の中に生活してるかのようにイメージして現実として味わう事が出来るならば、実現化は程遠くなく起きる。

先ず感謝をする。この行動こそが量子的創造者としての行動であります。「先取り」の思考であります。

この事は、信仰者の姿に似た所があります。「願ったことはすでに与えられたと信じなさい。」というようなことが聖書に書かれています。

私たちが感謝の気持ちを抱くとき、量子場にその出来事がすでに起きたという信号を送っていると言うのです。すると量子場に変化が起きて来るのです。

まず感謝する習慣を身に付ける事がスピリチュアルな生き方になります。

資料:『あなたという習慣を断つ』ジョー・ディスペンザ著 東川恭子訳 2015年8月8日 第2刷発行 ナチュラルスピリット 454ページ 2200円+税 P.56~引用

私の「憧れのライフスタイルの提案」として

スピリチュアル法則と情報発信で豊かに成功する方法