種子法が2018年4月1日をもって廃止された

種子法廃止法案が国民の目がモリカケ問題(森友学園・加計学園)にくぎ図けされている間にこっそりと議決していたのです。これにより1952年に種子法が成立して国民へ食糧安定供給をしてきた法律が廃止されました。今日はこの事を書いて見ます。

そして、日本のマスメディアは一言もこの重要法案が廃止されたことを国民に報道する事は無く、むしろモリカケ問題を連日報道し続けたのです。国民から受信料を集めているNHKは国営放送局として国民に伝える義務を放棄している、どこの国の放送局なのか、昔は放送が終わるときには日の丸と君が代が確か流れていたと記憶していますが、今現在はこのような日の丸と国歌君が代が放送されていないと聞いているが本当なのだろうか?

この内容については元農林水産大臣・弁護士の山田正彦先生の『タネはどうなる?!ー種子法廃止と種苗法運用でー』『種子法廃止でどうなる?』農文協編のなかから引用します。

 

種子法廃止法案は2017年2月10日規制改革推進会議の提案を受けて直ちに閣議決定しています。これを受けて種子法廃止法案が国会に提出されたのです。3月8日衆議院農水委員会開かれ、3月23日衆議院ではわずか5時間の審議で自民党、公明党、維新の会の賛成多数で成立してしまったのです。2017年4月14日、参議院本会議で、自民、公明、日本維新の会などの賛成多数で可決成立しました。これで、種子法は2018年4月1日を持って廃止されたのです。

農業国日本、農民はこの事知らされていない

私は28年間赤帽という軽貨物運送事業をしてきました。この間に私が仕事で行った先は北は青森市、南は九州宮崎県の都城市です。日本中を車で走りました、そして感じたことが一つありました。どこに行っても「あるもの」がありました、そのあるものとは何だと思いますか?

田んぼです。秋であれば、黄金に輝く稲穂が広がるのです。山てを走れば山と山の間の平地は必ず水田が広がっていました。黄金にに輝く稲穂と言いますが、ある秋の日中良い天気でもありましたが稲穂が文字どうり黄金色に輝いていたのです。そのように見えたのはその時が最初で最後ではありましたが。福島県の田島あたりだったと記憶していますが大変感動をしたものです。日本は瑞穂の国なのだと。

しかし、農民は今回の安倍政権が行った種子法廃止法案成立の事を知っているのだろうか?おそらく知らないでいると思うのです。いや、国民も同じく知らないでいるのではないでしょうか?

いや、農民も国民も政府から知らされて無いのです。わざと知らさないようにして、こっそりと国民の目をモリカケ問題に向けさせておいてその裏で廃止法案を成立させていたのですから。国民を裏切っている政権と言うほかは無い。自民党はそんな党ではなかったはずでは、農民が自民党を支える母体ではなかったのか?自民党安倍政権はその農民を裏切って多国籍企業に日本の農地、コメを売り渡しているのです。それは、日本国民の生命(いのち)の元である「種子」を売り渡したも同然のことをしてるのです。

1952年種子法成立の背景

私は農家の方に聞きたいのです1952年(昭和27年)サンフランシスコ講和条約は4月28日に発行し、これにより連合国との戦争状態が終結し、日本の主権が回復したのです。この年に、種子法が制定されたのです。それは、日本国民を再び飢えさせることがあってはならないとの強い決意があったと言う。このような時代背景とを経て制定された種子法により、国と県がコメ、麦、大豆という主要穀類の種子に開発にたづさゎってきたので、農家は安定した優良品種の種を安価に仕入れることが出来て来たのです。

この種子法のお蔭で、国の責任により各県に有る農業試験場で研究が続けられて、その土地にあった品種改良が進められて気候の変化に対応できる優良品種の種化育成されてきたのです。

安倍政権、自民、公明、日本維新の会が「種子法廃止」法案を可決

ところが、今回の安倍政権は自民、公明、日本維新の会の賛成多数で可決成立させたのです。

このままでは、戦後66年間にわたり日本のコメの安定供給してきた「種」が国の管理から民間に移る道を開いたのです。

今後は、このままでいくと安全なコメは栽培できなくなり、口にすることも出来なくなる時代がそこまで来ているという事です。遺伝子組み換えのコメです。そのような見掛け、収量が多いコメといううたい文句や全量買い取りとかでそのような種に移行する農家も増えていく事に成るかも知れません。

コメの安全は大丈夫?

しかし、そのようなコメはいままでのような安全なコメとは言えないのです。遺伝子組み換えが及ぼす影響、農薬の影響があるのです。今後多国籍企業が扱うすでに、日本モンサントが現地法人として機能しているのです。既に始まっているのです。このような会社は兵器や農薬の会社なのです。

ベトナム戦争のときの枯葉剤です。ベトナムに大量に撒かれた枯葉剤により、沢山の奇形児が生まれたのです。それが、原料の農薬に強いコメを遺伝子組み換えにより品種改良したコメを作っているのです。既にできていて作付がされています。このような種子は化学肥料と農薬とセット販売になっているのです。

あなたはこのようなお米を買って食べますか?

日本の食の安全は失なわれていきます。国民一人一人が賢くなり、「自分のいのちは自分が守る」という新しい生き方の時代が到来してきたことを知るべきです。そのいのちぃの源は食に有る事を知ってください。この事を考えると、「種子」がいかに重要であるかが理解されると思うのです。

「種を制する者は、世界を制する」と言われているようです。

瑞穂の国日本が終わる。その時あなたも終わる?

この日本の種、縄文の時代から続く日本国の財産といのちを、安倍政権と自民、公明、日本維新の会は多国籍企業に売り渡したのです。瑞穂の国日本その豊かな美しい国土は稲穂がたなびく水田によって保たれているのです。これが、終わるのです。天皇家は神武天皇からと言うならば2600年余りに及ぶ歴史を刻んでいます。少なくてもこの時代は瑞穂の国なのです。そこに、終焉を迎え様としてるほどの大きな重大な問題なのです。

日本国民がコメ、麦、大豆の種を失えば日本は終わる。それと同時に日本人も終わる。この事が背景にある目的なのです。

目覚めよ日本、目覚めよ日本人。あなたの子どもや孫の為に!!

今日はここまでにしておきます。