情報の海とは、私たちは物理的時空次元を超えた所で情報の海に繋がっているということです。量子の場では影響し合う対象物は物理的に触れていなくても、また逆に近くにいる必要もないのだそうです。物理的な身体はエネルギーと情報が組織的に組み合わさったもので、量子場においてそれはほかのすべてのものと統合されているのだと言うのです。ですから、私たちは単なる物質ではなく、多様な思考の局面を表現する意識体であるのです。
私たち人間と量子場が繋がっている見方に「量子もつれ」あるいは「量子の非局所的つながり」と呼ばれる理論があります。つまり二つの粒子が何らかの形でつながると、それらは時空を超えて常に繋がっているという理論です。その結果、一つの粒子に何らかの変化を加えると、どれほど離れた場所にあったとしても、もう一つの粒子にも同じ変化が現れる。私たちも粒子で出来ているので、私たちも暗黙のうちに時空を超えて繋がっている事になります。
これはとても面白い理論です。スピリチュアル的に見て二つの粒子が何らかの形で繋がると、その二つの粒子は互いに影響を与え合う、二つの粒子は同時にその場に存在していなくても、どんなに遠く離れていても時空を超えて繋がっており片方が変化すれば、もう一方の粒子にも変化が起きるのです。魂が繋がっている二人がいたとすると、二人はどんなに離れていても片方が変化すると、もう一方の人にも変化が起きる事になります。
これが何を意味するのか、この理論のとうりに意識を操ると、未来に存在する「あなた」はすでに、時空を超えた次元において、今ここにいる「あなた」と繋がっていることを受け入れざるを得ないという事になります。
この理論で言うと、現在の私は未来の私であり、未来の私は現在の私となります。現在の私を変える事は未来の私を変える事になるようです。
憧れの人生を生きたと言う願いは、未来の私の姿でもある事になり、時間の概念が過去・現在・未来と言う直線的な時間間隔ではないようです。同時に存在していると捕らえることが出来そうです。すでに、今この時点に過去も未来も存在している。では、何が今を形作っているのでしょうか？、それは量子理論の観察者効果なのかもしれません。
意識がそこに関わった時に物質化が起きて現実に存在します。この時が、現在という時間になるのでしょうか？理解が出来ませんが、時間という概念も今までのような理解では捕らえられないように思います。
資料：『あなたという習慣を断つ』ジョー・ディスペンザ著 東川恭子訳 ２０１５年8月8日 第２刷発行 ナチュラルスピリット 454ページ ２２００円＋税 P.42～引用
私の「憧れのライフスタイルの提案」として
